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- 藤谷 与士夫
- 順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学
書誌事項
- タイトル別名
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- INCRETIN-BASED THERAPY
- インクレチン リョウホウ
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説明
インクレチンは小腸から分泌され, 食後のインスリン応答を促進することで生体内の恒常性維持にあずかる. インクレチンの働きを活性化することにより, 2型糖尿病の血糖調節異常を改善する治療薬が登場した. DPP-4阻害薬とGLP-1受容体作動薬を含むいわゆるインクレチン関連薬は, その優れた血糖降下作用, 体重増加のリスクと低血糖リスクの少なさから, 過去3年間処方数を劇的に伸ばしている. 本稿では, 2型糖尿病治療を急激に変貌させつつあるインクレチン関連薬の利点をそのメカニズムから議論し, インクレチン関連薬がこれからの2型糖尿病治療に果たすべき役割について理解を深めたい.
収録刊行物
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- 順天堂医学
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順天堂医学 58 (6), 490-497, 2012
順天堂医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205746604416
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- NII論文ID
- 130004712288
- 40019548540
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- NII書誌ID
- AN00113194
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- ISSN
- 21882134
- 00226769
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- NDL書誌ID
- 024201255
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可