副作用初期症状データベースの構築について

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タイトル別名
  • Development of the Database of Early Symptoms of Adverse Drug Reactions

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説明

医薬品の適正使用を推進するために,薬剤師等の医療関係者が患者に対し理解しやすい用語で医薬品情報を提供することが求められている.特に,医薬品の副作用情報については,多くの患者が高い関心を有し,また,副作用の早期発見のためにも情報提供は重要である.<br/> しかしながら,薬剤師等の医療関係者が,患者に理解しやすい用語で副作用情報を的確に説明することや患者の訴えから医薬品による副作用の可能性を判断することは困難である.そのため,我々は,副作用の初期症状を用いて副作用情報を説明すれば,患者も副作用を理解することが可能と考え,医療用医薬品を対象に重大な副作用とその初期症状からなるデータベースを構築した.

収録刊行物

  • 医療情報学

    医療情報学 26 (5), 333-338, 2006

    一般社団法人 日本医療情報学会

参考文献 (8)*注記

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