書誌事項
- タイトル別名
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- Networked Digital Camera for Clinical Use
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抄録
病院情報システムが一般化し,日常の診療を記録するツールとして広く用いられるようになるにつれ,近年急速に発達した情報機器を用いて得られる様々な情報が病院情報システムに収納されるようになりつつある.診療録を構成するメディアは見読性の観点から文字と画像に限定され,文字情報はRDB,画像情報はPACSに保存性・真正性を担保された形で保存されている.管理とアクセスを容易に保つためには新たに収納される情報についても,文字・画像両メディアに特化した保管システムに統一して保存することが好ましい.筆者らは,病院内で発生する様々な画像情報を旧来の放射線画像と同様の枠組みで取り扱えるようにすることで,保存性・見読性・真正性を担保し,アクセスしやすい形で管理する方法を提案し,京都大学病院情報システム上で実現した.本稿では,情報発生源の性質が旧来の診療機器と異なるデジタルカメラを病院情報システムに組み込む,ネットワークデジタルカメラシステムを中心に述べる.
収録刊行物
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- 医療情報学
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医療情報学 27 (4), 355-363, 2007
一般社団法人 日本医療情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205752487424
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- NII論文ID
- 10022605253
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- NII書誌ID
- AN10024228
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- ISSN
- 21888469
- 02898055
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可