牧草の乾物生産 : 第3報 牧草の乾物生産と最適刈取回数におよぼす吸光係数の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Dry Matter Production of Forage Plants : 3. Influences of light extintion coefficient (k) on dry matter production and optimum frequency of cutting in forage plant populations
- 牧草の乾物生産と最適刈取回数におよぼす吸光係数の影響
- ボクソウ ノ カンブツ セイサン ト サイテキ カリトリ カイスウ ニ オヨボス キュウコウ ケイスウ ノ エイキョウ
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説明
本実験は,牧草の乾物生産と最適刈取回数におよぼす吸光係数の影響について検討したものである。1)刈取回数を変えた供試7草種について純生産量(Pn)と平均日乾物生産速度(<CGR>^^^)を求めた結果,<CGR>^^^は草種および刈取回数で異なり,各草種に<CGR>^^^が最大値を示す最適刈取回数の存在することが明らかとなった。最適刈取回数区における各草種の<CGR>^^^_<max>はススキの約20g/m^2・dayを最大にしてシロクローバの約6g/m^2・dayまでかなりの差がめとめられた(第1表)。2)最適刈取回数区における<CGR>^^^_<max>は,全草種をこみにした場合,平均葉面積示数(<F>^^^_<opt>)と相関が高く,平均純同化率(<NAR>^^^)とは有意な相関がみとめられなかった。これは刈取が適度におこなわれた場合の牧草の乾物生産が<NAR>^よりも<F>^^^_<opt>によって影響され,<F>^^^_<opt>の大きい草種ほど<CGR>^^^_<max>も大きいことを示している。<F>^^^_<opt>が草種で異なるのは,主として吸光係数(K)が草種によって異なるためで,Kは葉面積を介して乾物生産に寄与しているといえる。3)供試7草種の吸光係数と最適刈取回数との間には高い正の相関々係がめとめられたが(第6図),これは年間最大の乾物生産をあげるための最適刈取回数が吸光係数によっ支配されることを示すともに,吸光係数が牧草の最適刈取回数を判断するための1つの指標になり得る可能性を示唆している。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 17 (4), 235-242, 1971
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205752551936
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- NII論文ID
- 110006463522
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 7620610
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可