長期療養型病床群における看護観察指示システムへの標準患者観察マスターの実装と評価

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タイトル別名
  • Implementation and Evaluation of Standardized Patient Observation Master to the Nursing Directions System in Sanitarium Sickbed Group

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抄録

長期療養型病床群では,看護師・准看護師・介護職などの様々な職種が,看護情報を共有しながら,患者の日常生活の支援を行っている.<br/> 今回,長期療養型病床群であるX病院において,看護,介護職の実践能力の向上や評価をサポートするための看護過程支援システムの一部として,標準化された観察項目を,看護指示の中の観察指示を表現する用語として利用することができないかと考え,看護観察指示システム(以下,本システム)を構築した.<br/> 本システムを導入した後,実際の観察指示の入力状況を調査した結果,標準患者観察マスターから,観察項目を選択する方法について,文字検索のみではなく,「観察目的」「観察説明」を組み合わせた検索を可能にすることで,さらに簡潔および迅速に,選択することが可能になると考えられた.

収録刊行物

  • 医療情報学

    医療情報学 24 (6), 631-637, 2004

    一般社団法人 日本医療情報学会

参考文献 (8)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205752556160
  • NII論文ID
    10025685053
  • NII書誌ID
    AN10024228
  • DOI
    10.14948/jami.24.631
  • ISSN
    21888469
    02898055
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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