九州におけるトールフェスク,ダリスグラス,バヒアグラス各草地の季節生産性およびその組合せによる輪換放牧
書誌事項
- タイトル別名
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- Seasonal Productivity of Tall Fescue, Dallisgrass and Bahiagrass Grown in Pure Pastures, and Rotational Grazing Combining These Pastures in Kyushu District
- 九州におけるトールフェスタ,ダリスグラス,バヒアグラス各草地の季節生産性およびその組合せによる輪換放牧
- キュウシュウ ニ オケル トールフェスタ,ダリスグラス,バヒアグラス カク ソ
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抄録
熊本県西合志町の九州農試内試験地にトールフェスク52a,ダリスグラス20a,バヒアグラス46aの各単播草地を造成し,草種別の季節生産性を月別の生長量により調査した。その結果,トールフェスクは8月に生長が激減する外は3月から10月まで平準化された生長を示し,ダリスグラスは6月にバヒアグラスは7月に1つの山を持つ季節生産性を示した。またダリスグラスの6月以外の生長は少ないが,バヒアグラスの6,8,9月の生長は比較的多かった。これらの草地に褐毛和種6頭(平均体重約650kg)を輪換放牧した結果,春,秋に牧草が不足し,夏に余った。このことから設定したトールフェスク草地と暖地型牧草地の面積比率4.5:5.5を7:3程度に変更すれば平準化した年間放牧が可能であると推測した。放牧間隔を変えた場合,短間隔放牧にくらべて長間隔放牧は生産力(入牧時の牧草量の年間合計)の減少(ダリスグラス,バヒアグラス),利用率の減少(トールフェスク,バヒアグラス),株数の減少(トールフェスク,ダリスグラス)の悪影響としてあらわれ,長間隔放牧は望ましくないことが判明した。各草種のし好性を入牧時の牧草が採食される割合(利用率)で調査した結果,ダリスグラス,トールフェスク,バヒアグラスの順に高かった。また3草種とも利用率は夏に低下することがわかった。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 30 (4), 428-433, 1985
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205752772096
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- NII論文ID
- 110006466593
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 3023088
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可