アローリーフクローバー(Trifolium vesiculosum Savi)の収量性と飼料価値

書誌事項

タイトル別名
  • Herbage Production and Nutritive Value of Arrowleaf Clover (Trifolium vesiculosum Savi)
  • アローリーフクローバー(Trifolium vesiculosum Savi)の収量性と飼料価値(短報)
  • アローリーフクローバー Trifolium vesiculosum Savi

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説明

アローリーフクローバーはイタリアを原産とする越年生マメ科牧草である。その歴史は新しく,1930年代にイタリア中部で最初に牧草として栽培された。その後,1950年代にアメリカに導入されて品種改良が進み,現在ではミシシッピー河の下流域を中心とする南部諸州で広く栽培されている。本草はわが国においては,これまでほとんど栽培されたことのない牧草であるが,原産地のイタリアやすでに広く栽培されているアメリカの気象データから推定して,わが国の温暖地に適するクローバーの一つと考えられた。そこで筆者らはアカクローバー(Trifolium pratense L.)を対照作物としてアローリーフクローバーを試作し,両者の収量ならびに飼料価値を比較検討したので,試験結果をここに報告する。

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