肉用種繁殖雌牛が放牧されるバヒアグラス(Paspalum notatum Flugge)草地の生産と利用

  • 平田 昌彦
    宮崎大学農学部
  • 小倉 振一郎
    宮崎大学農学部
  • 福山 喜一
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター
  • 黒木 志郎
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター
  • 井上 俊晴
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター
  • 日高 利治
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター
  • 弓削 嗣彦
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター
  • 高橋 政男
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター
  • 野村 憲司
    宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Herbage Production and Utilization in a Bahiagrass (Paspalum notatum Flugge) Pasture Grazed by Breeding Beef Cows

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説明

黒毛和種繁殖雌牛が輪換放牧されるバヒアグラス(Paspalum notatum Flugge)草地の生産と利用について調査した。草量は20-421g DM/m^2の範囲にあり,放牧季節以前(4月中句5月下旬)に増加し,放牧今節(5月下旬10月下旬)中は放牧期間中の減少と休牧期間中の増加を繰り返した。乾物消化率(471-593g/kg DM)と窒素含有量(13-26g/kg DM)は5月から10月にかけて減少した。4月中旬から10月下旬まで(生育期間)の生産量と被食量はそれぞれ1,025-1,033g DM/m^2および892-941g DM/m^2 で,利用率は0.86-0.92であった。バヒアグラス草地は,我国の牧草地の中では中程度の生産力であり,黒色和種繁殖雌牛により高度に利用され,十分な可消化エネルギーと粗蛋白質を供給することが示された。

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被引用文献 (7)*注記

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参考文献 (31)*注記

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