草地におけるアレロパシーの解明とその評価に関する研究 : 6. 地上部水溶性抽出物のレタス発芽・生育試験による野草地構成植物からのアレロパシー発現種の検索

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on Allelopathic Interactions among Some Grassland Species. : 6. Screening of allelopathic activities from native grassland species by using the lettuce seed bioassay with the plant shoot extracts
  • ソウチ ニ オケル アレロパシー ノ カイメイ ト ソノ ヒョウカ ニカンスル

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説明

野草地構成植物の地上部水溶性抽出物を用い,レタス発芽・生育試験によってアレロパシー候補植物を探索した。その結果,レタスの発芽・生長の両方を強く抑制するものとして,ハルガヤ,ハハコグサ,レンゲツツジおよびキケマンが検索された。この他に,ニガナ,カキドオシ,オオバコ,ヘラオオバコ,ヤマガラシ,キケマンおよびニワゼキショウはレタスの発芽を強く阻害し,ヒメコバンソウ,シロツメクサ,クズ,コマツナギ,ヒヨドリバナ,ナワシロイチゴ,オオチドメ,ヒメハギ,アリノトウグサ、ワルナスビ,ヨウシュヤマゴボウはレタス幼植物の生長に対して強い抑制作用を示した。これらのいくつかは,帰化植物として知られているものであった。

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参考文献 (26)*注記

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