アンモニア処理グリーンパニック(Panicum maximum JACQ var. trichoglume EYLES)乾草の部位別の栄養価値

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  • The Response of Leaf and Stem Fractions of Green Panic (Panicum maximum JACQ. var. trichoglume EYLES) Hay to Ammoniation
  • アンモニア処理グリーンパニック(Panicum maximum Jacq.var.trichoglume Eyles)乾草の部位別の栄養価値〔英文〕
  • アンモニア ショリ グリーン パニック Panicum maximum Jac

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抄録

グリーンパニック乾草のアンモニア処理効果を部位別に検討するために,梱包乾草(平均水分含量12%)を細切し,風選法により葉部と茎部を分離した後,ビニールバックサイロを用いて,2.6%(DM)のアンモニアを添加し,25日間処理した。1.アンモニア処理により,粗蛋白質含量は葉部および茎部ともに高く,NFE,NDFおよびリグニン含量は低い値を示した。2.緬羊による消化試験の結果,乾物消化率はアンモニア処理区の葉部で高く,茎部では差異はみられなかった。TDN含量も同様の傾向がみられた。粗蛋白質および粗蛋白質消化率ならびにDCP含量はいずれの部位もアンモニア処理区において高かった。3.乾物,DCPおよびTDN摂取量はいずれの部位もアンモニア処理区が高い値を示した。4.窒素出納試験の結果では,各部位ともアンモニア処理により窒素蓄積率が高くなり,とくに茎部において上昇割合は高かった。

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