アルファルファ主根αおよびβ-アミラーゼによるデンプンの分解
書誌事項
- タイトル別名
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- Degradation of Starch by α- and β-Amylases from Tap Root of Alfalfa
- Degradation of Starch by アルファ and ベーターA
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抄録
アルファルファの根におけるデンプン分解の鍵酵素について,精製αおよびβ-アミラーゼ(主要酵素)を用いて,試験管内で調べた。生体と同活性レベルの酵素を使用した。デンプン粒への作用では,α-アミラーゼのみにより水溶性糖を遊離した。アミロペクチン,難および易溶性グルカンに対しては,両酵素により還元糖が生成し,β-アミラーゼによる生成量が多かった。α-アミラーゼの基質親和性は,易溶性グルカン,難溶性グルカン,アミロペクチンの順に高く,β-アミラーゼはこの逆であった。以上の結果から,アルファルファの根においては,南アミラーゼによるリレー・システムによりデンプンが分解されていると考えられる。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 43 (1), 14-17, 1997
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205754260480
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- NII論文ID
- 110004837357
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 4249555
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可