アルファルファ主根αおよびβ-アミラーゼによるデンプンの分解

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  • Degradation of Starch by α- and β-Amylases from Tap Root of Alfalfa
  • Degradation of Starch by アルファ and ベーターA

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抄録

アルファルファの根におけるデンプン分解の鍵酵素について,精製αおよびβ-アミラーゼ(主要酵素)を用いて,試験管内で調べた。生体と同活性レベルの酵素を使用した。デンプン粒への作用では,α-アミラーゼのみにより水溶性糖を遊離した。アミロペクチン,難および易溶性グルカンに対しては,両酵素により還元糖が生成し,β-アミラーゼによる生成量が多かった。α-アミラーゼの基質親和性は,易溶性グルカン,難溶性グルカン,アミロペクチンの順に高く,β-アミラーゼはこの逆であった。以上の結果から,アルファルファの根においては,南アミラーゼによるリレー・システムによりデンプンが分解されていると考えられる。

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