アンモニア処理条件の違いが低水分粗飼料中のヨーネ菌(Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis.)の生残性に及ぼす影響.

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  • Effects of Ammonia Treatment under Various Conditions on Viability of Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis Inoculated in Low Moisture Roughage

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アンモニア処理条件の違いが低水分粗飼料を汚染するヨーネ菌(Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis.)の生残性に及ぼす影響を調べた。アルファルファ乾草粉砕物を入れたパウチをアンモニア処理容器として用いた。実験室内のアンモニア処理は,アンモニア水とヨーネ菌液をしみ込ませたろ紙を入れて密封することにより実施した。アンモニアを3%添加した場合,添加3日後以降は生存は認められなかった。アンモニア1%および2%添加した場合は低温,低水分条件でヨーネ菌の生残が認められた。生残率と材料水分,処理温度,アンモニア濃度および処理期間の間に,それぞれ-0.39,-0.38,-0.34および-0.26の相関が認められた。以上のことから,ヨーネ菌で汚染された乾草は一定条件下のアンモニア処理により消毒可能であると考えられた。

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