草地生態系のシステム分析 : 7.放牧草地における可食草量と採食量の関係の定式化

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タイトル別名
  • A Formulation of the Relationship between Herbage Allowance and Herbage Intake for Animals on Grazed Pasture
  • 草地生態系のシステム分析-7-放牧草地における可食草量と採食量の関係の定式化〔英文〕
  • ソウチ セイタイケイ ノ システム ブンセキ 7 ホウボク ソウチ ニ オケル

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抄録

植物と家畜の相互作用を含む草地生態系のモデルを構築するに当たって,放牧草地における可食草量と採食量の関係を明らかにすることは基本的に重要である。これら2つの量は,一般に,1日当たり可食草量DHAおよび1日当たり採食量DHIで測られている。この報告では,DHA-DHIの関係を表わす新らしい数式を導き,それを実験で得られた数値で確めた。この数式を用いると,DHIが不十分となるDHA量(臨界量)を統計的に推定することができる。Baker (1978)の輪換放牧のデータではDHAの臨界量は27.45乾物草量g/家畜生体重kg/日で,高橋ら(1981)のデータでは34.47乾物葉量g/家畜生体重kg/日であった。

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