ファジービーン(Macroptilium lathyroides (L.) Urb.)混合が浮イネ(Oryza sativa L.)サイレージの発酵品質に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Fermentation Quality of Floating Rice Plant (Oryza sativa L.) Silages as Affected by Mixing with Phasey Bean (Macroptilium lathyroides (L.) Urb.)
  • ファジービーン Macroptilium lathyroides L Urb コンゴウ ガ ウキイネ Oryza sativa L サイレージ ノ ハッコウ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

水田を有効利用した飼料作物生産技術の開発を目的とし,良質浮イネサイレージの調製法を確立するため,耐湿性に優れ,サイレージ発酵品質の良好な暖地型マメ科牧草ファジービーン(Macroptilium lathyroides (L.) Urb.以下Pbと略)の混合が浮イネ(Oryza sativa L.)サイレージの発酵品質ならびに粗タンパク質(CP)含量改善に及ぼす影響について検討を行った。実験用小型サイロを用いた試験において,浮イネ(Gour Kajol (以下FRC8)およびRayada(以下FRC14)の2系統)の原料可溶性炭水化物含有率は10%以上と高く, V-SCOREも80点以上の値となった。Pb混合割合の高い25%および50%混合区でCP含量および乳酸含有率が高まり, pHの低下が認められ, V-SCOREも浮イネ単独のものより高い値となった。バッグサイレージにおいても浮イネ(FRC8)サイレージのV-SCOREは約92点と高く, Pb混合によりCP含量およびV-SCOREが高い値となった。ホルスタイン種搾乳牛における10分間のサイレージ採食量は,Pb>Pb混合浮イネ>浮イネであった。

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参考文献 (38)*注記

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