学生にグループ分けのある学科配属問題― 離散凸解析の適用例

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タイトル別名
  • THE STUDENTS/DEPARTMENTS ALLOCATION PROBLEM WITH GROUP CONSTRAINTS — AN APPLICATION OF DISCRETE CONVEX ANALYSIS
  • ガクセイ ニ グループ ワケ ノ アル ガッカ ハイゾク モンダイ : リサン トツカイセキ ノ テキヨウレイ

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抄録

<p>慶應義塾大学理工学部では1年生は学門という5つのグループに別れ,2年生に進級する際に11学科への学科分けが行われる.各学門の学生は学門に前もって割り当てられている3または4学科の中のいずれか1つに配属される.学門学科間の配属人数に制約があるため,この問題は通常の安定マッチングモデルでは扱えない.本論文では,このように学生がグループ分けされた状況へと安定マッチングモデルを拡張し,学科配属アルゴリズムを2つ提案する.これらのアルゴリズムを2015年度および2016年度の学科分けに実際に用いた際の結果についても報告する.一方のアルゴリズムは離散凸解析を応用したもので,実問題に対して良好な結果を導いた.</p>

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