草種,採草時期,放牧強度が放牧採草兼用草地の年間利用率と放牧草の栄養価に及ぼす影響

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献28件

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タイトル別名
  • The Effects of Grass Species, Harvesting Time and Grazing Intensity on the Efficiency of Pasture Utilization and Herbage Nutritive Value
  • ソウシュ,サイソウ ジキ,ホウボク キョウド ガ ホウボク サイソウ ケンヨウ クサチ ノ ネンカン リヨウリツ ト ホウボクソウ ノ エイヨウカ ニ オヨボス エイキョウ

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年1回採草するメドウフェスクおよびペレニアルライグラス短期輪換放牧草地の年間利用率に対する放牧強度と採草時期(6月または7月)の影響ならびに利用後の草量が牧草の栄養価に及ぼす影響を評価した。放牧試験は1997-1999年の5-10月にホルスタイン種牛を用いて行った。放牧強度の高い区の年間利用率(89.7%)は低い区の値(85.8%)よりも有意に高く,枯死部重量割合は有意に低かった。利用率や枯死部重量割合に対する採草時期の影響は認められなかった。重回帰式から,利用後の草量が多い場合,次の放牧時に枯死部重量割合が増加し,放牧草のTDN含有率が低下することが示唆された。よって,放牧草栄養価の維持には,放牧強度を上げて放牧後の草量を低下させ,枯死部重量割合を減少させることが重要と結論づけた。

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