流入路別現示の適用とその考察

  • 岩岡 浩一郎
    パナソニックシステムネットワークス(株) インフラシステム事業部
  • 新倉 聡
    神奈川県警察本部交通部交通規制課

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Signal Phase Separately Assigned for Each Approach

説明

<tt>わが国では信号現示を設計する場合,安全面の配慮から固定化した現示での運用が前提である。また,円滑化の観点から対向する流入路の通行権を同一現示に付与するのが一般的である。このような設計および運用では交差点容量拡大には限界があるため,近年ムーブメント制御等の柔軟な現示運用が検討されているが,安全性への懸念等から周辺地域での社会的な合意形成が必要であり導入が進展していない。 本稿では,固定的な現示運用を前提とした流入路毎に一つの現示を割り当てるという設計方法を提案する。さらに,ボトルネック交差点に対しての具体的な現示設計,交差点需要率による事前評価および管制データによる効果評価を通じて提案現示の有効性を検証する。</tt>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 1 (2), B_53-B_59, 2015

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205758566400
  • NII論文ID
    130005059448
  • DOI
    10.14954/jste.1.2_b_53
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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