コア部品サプライヤーを中心する企業間分業における知識獲得と意思決定権限
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- 許 經明
- 國立成功大學企業管理學系
書誌事項
- タイトル別名
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- Knowledge Acquisition and Decision Making Rights in the Interfirm Division of Labor Upon the Core Component Supplier
- スマートフォンの開発事例
- The Case Study of Smartphone Development
抄録
<p>本研究では、携帯電話産業において、コア部品サプライヤーの知識を中心とするブランド企業と生産受託企業の製品開発分業という企業間分業を分析した。本研究の定量分析の結果によると、生産受託企業がコア部品サプライヤーのツール・キットを活用することと、コア部品サプライヤーと技術コミュニケーションを行うことが、ブランド企業との製品開発分業における意思決定権限に正の影響を与えることが明らかになった。このようなトライアドの企業間分業においては、企業 (プリンシパル) と協業相手 (エージェント) の分業における意思決定の権限の割り当ては、企業 (プリンシパル) と協業相手 (エージェント) のどちらが相手企業よりどれほど第三者の知識を「獲得」するかによって決まることになると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 赤門マネジメント・レビュー
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赤門マネジメント・レビュー 16 (4), 167-192, 2017
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205759820416
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- NII論文ID
- 130006008154
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- ISSN
- 13474448
- 13485504
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可