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- 阪井 丘芳
- 大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能治療学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- The interaction between saliva and oral function
- ダエキ ト コウコウ キノウ ノ カカワリ
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抄録
栄養管理において口腔機能の重要性、特に摂食嚥下機能の維持や回復を重視する方向性が高まっている。しかしながら、病態に伴い、口腔環境の悪化が摂食嚥下機能を著しく低下させることが知られている。口腔乾燥症(以下、ドライマウスとする)がその1つである。口腔が乾燥すると、う蝕・歯周病だけでなく、口内炎、カンジダ症、味覚異常、摂食嚥下障害、誤嚥性肺炎をはじめとする感染症を引き起こす契機となり、病状の重篤化を引き起こすことになる。ここでは、唾液の機能からその重要性、口腔機能、特に摂食嚥下機能との関わりについてさまざまな分野の方々にもわかりやすく紹介することにした。周術期を含め、各ステージにおける口腔管理の基礎としてお役に立てれば幸いである。
収録刊行物
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- 日本静脈経腸栄養学会雑誌
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日本静脈経腸栄養学会雑誌 31 (2), 675-680, 2016
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205760269184
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- NII論文ID
- 130005150235
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- NII書誌ID
- AA12716548
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- ISSN
- 2189017x
- 21890161
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- NDL書誌ID
- 030737059
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可