遺伝子診断における電気泳動法の有用性

書誌事項

タイトル別名
  • Usefulness of the electrophoresis in genetic diagnosis

この論文をさがす

抄録

<p>遺伝子関連検査は,PCR法を中心とした核酸増幅から診断情報を得ることだけでなく,次世代シークエンスを用いた塩基配列解析によって診断される時代へ移り変わっている.遺伝子関連検査を実施するにあたって品質保証に欠かせない技術,またこれから必要となる遺伝子解析技術の中の一つとして,電気泳動の技術は極めて重要である.一般的なアガロースゲル電気泳動から得られる泳動像だけでなく,保険適用されているサザンブロット法も臨床検査の中では必要な解析と考えられる.また,電気泳動の技術進歩によるマイクロチップによる方法も確立し,高度な遺伝子解析を行うにあたって核酸の品質保証のツールとして,さらに発展すると考えられる.</p>

収録刊行物

  • 電気泳動

    電気泳動 60 (1), 31-34, 2016

    日本電気泳動学会

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ