長島ダムと関連施設のデザイン(Environmental Design)
書誌事項
- タイトル別名
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- Design of Nagashima Dam and Related Installations(Environmental Design)
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説明
長島ダムのデザインワークは、11年にわたり同じ土木デザイナーが、7代の工事事務所長・管理所長,数十人の工事事務所担当者はもとより、中部地方整備局営繕部、本川根町、コンサルタント、作業所、ゼネコンなどの多くの担当者と協議を重ね実施した。「ダム本体」はもとより、「飛沫橋」、「南アルブス接岨大吊橋」はじめ、ダムサイトの管理所、船庫、エントランスデッキ、「長島ダムふれあい館」、広場、サインなどや,ダム湖「接岨湖」の関連施設・設備は、力強さと品格・親しみをテーマに、50年100年後のエイジングとメンテナンスを考慮した。虚飾を廃し、構造・機能を踏まえ、自然石やステンレス、アルミを積極的に使用し、塗装部分やサインなどにはテーマ色を定めるなど、機能・形・材質・色彩の整理・統一によるトータルデザインを実施した。長島ダムは国土交通省中部地方整備局初の「地域に開かれたダム」に指定された。
収録刊行物
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- デザイン学研究作品集
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デザイン学研究作品集 9 (1), 38-43, 2004
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205763194624
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- NII論文ID
- 110003847972
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- NII書誌ID
- AN10547226
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- ISSN
- 21887772
- 13418475
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可