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- 山本 林
- 東京大学大学院医学系研究科・分子生物学
書誌事項
- タイトル別名
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- Multimeric self-assembly of autophagy initiation complexes regulated by dephosphorylation of Atg13
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説明
<p>出芽酵母オートファジーでは,複数のAtgタンパク質が液胞近傍に集積することでオートファゴソームが形成されるが,この「高次集積」の分子機構は解明されていない.我々は,初期過程を制御するAtg1複合体(Atg1,Atg13,Atg17-Atg29-Atg31二量体)について解析を行い,Atg13の天然変性領域に2つのAtg17結合部位が存在すること,また,いずれもAtg13のリン酸化によって負に制御されることを見出した.興味深いことに,Atg13は2つのAtg17結合部位を持っているものの,これらは同一のAtg17二量体と相互作用するのではなく,異なる2つのAtg17二量体を橋渡しするように相互作用することが明らかとなった.この橋渡しが連続して起こることでAtg1複合体が自己高次集積していくものと考えられる.上記の結果を合わせ,オートファゴソーム形成初期過程の分子機構について紹介したい.</p>
収録刊行物
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- 電気泳動
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電気泳動 61 (2), 58-60, 2017
日本電気泳動学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205763371264
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- NII論文ID
- 130006207354
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- ISSN
- 21892636
- 21892628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可