猫の直腸腺癌に対して直腸全層プルスルー法による摘出術を行った2症例

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タイトル別名
  • Use of the Rectal Pull-through Procedure in Two Cases of Feline Rectal Adenocarcinoma
  • ネコ ノ チョクチョウセンガン ニ タイシテ チョクチョウ ゼン ソウ プルスルーホウ ニ ヨル テキシュツジュツ オ オコナッタ 2 ショウレイ

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抄録

便秘症状を主訴に来院した直腸腺癌の猫2症例を経験した。当初は便軟化剤など内科的管理を続けていたが、排便困難な状態に陥り、直腸全層プルスルー法による摘出術を行った。腹膜播種および全身転移によりそれぞれ第245病日(術後10週)、第397病日(術後41週)で死亡したが、手術を実施したことにより、明らかなQOLの改善と生存期間の延長が認められた。

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