対話型の口頭発表の授業実践における学習者の「学び」
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- 齊藤 聖菜
- 名古屋大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The “learning” of a student in an interactive oral presentation course
抄録
<p>本稿では,学習者が自身に変化をもたらす対話を行い,創造を行っていく過程が「学び」であると定義し,対話型の口頭発表の授業実践において,可視化されにくい「学び」の実態を検証する。分析対象は,教師に「学び」が可視化されなかった1名の学習者である。この学習者は,教師が設定した基準に基づくと発表技能にあまり向上が見られなかったと評価されていた。分析の結果,本稿で検証したような学習者であっても,他者や自己と対話し,学習者の内部で変化が起こり,新たな信念や認識を創造していくという「学び」が生じていることが示された。この結果から,授業実践者が目に見える変化によってのみ「学び」を捉え,プロセス全体で捉えていなかったことが課題である可能性が示唆された。これらを踏まえ,「学び」を結果だけでなくプロセスとして捉え,プロセスの全体像を観察可能にする方策を検討していく必要があることを提言する。</p>
収録刊行物
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- 言語文化教育研究
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言語文化教育研究 14 (0), 85-103, 2016
言語文化教育研究学会:ALCE
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205764287744
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- NII論文ID
- 130005630496
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- ISSN
- 21889600
- 21887802
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可