矢部川大橋の景観設計

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  • 永見 豊
    拓殖大学:株式会社長大シビックデザイン室

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タイトル別名
  • Aesthetic Design of YABEGAWA Bridge

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抄録

矢部川大橋は、有明海沿岸道路の象徴となる中心橋梁として福岡県みやま市と柳川市の間の矢部川に架けられた橋長517m、中央径間長261mを有する3径間連続PC斜張橋である。本橋は平面曲線を有することから、主塔を傾斜させることで、主塔に作用する断面力が改善された。架橋地域は、有明海の干拓によって形成された田園風景が広がっており、主塔を有する本橋は地域の新たな景観を創出する存在として位置づけられる。特に傾斜主塔は他に例を見ない形式であり、景観設計では傾斜主塔の特徴を活かしたシンボリックな主塔デザイン、および地域住民や自然環境に対して圧迫感を軽減するディテールデザインを行った。本稿では、これら景観設計の検討経緯について紹介する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205764733184
  • NII論文ID
    110007659988
  • NII書誌ID
    AN10547226
  • DOI
    10.11247/adrjssd.15.1_48
  • ISSN
    21887772
    13418475
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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