議員定数配分方式の偏りを測る方法の提案とシミュレーションによるその妥当性の検証

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タイトル別名
  • Developing a New Measure of Biases of Apportionment Methods and Determining Its Validity by Computer Simulation
  • ギイン テイスウ ハイブン ホウシキ ノ カタヨリ オ ハカル ホウホウ ノ テイアン ト シミュレーション ニ ヨル ソノ ダトウセイ ノ ケンショウ

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抄録

本論文は議員定数配分問題における配分方式の偏りを扱う.一般に,偏りとは大州小州間の偏りを意味するが,大小を厳密に定義することは不可能である.そのため,従来の偏りを測る方法は曖昧で,偏り最小の配分方式を見つけることを困難にしていた.提案した測り方では,大州小州を厳密に定義する必要性をなくし,配分方式の偏りを測ることに成功している.シミュレーションを用いることにより,その妥当性を明らかにする.

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