残差多項式係数の計算過程に着目した積型BiCR法

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  • Product-type Methods with an Alternative Computation of the BiCR Coefficients
  • ザンサ タコウシキ ケイスウ ノ ケイサン カテイ ニ チャクモク シタ セキガタ BiCRホウ

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抄録

IDR(s)法とBiCGSTAB法の関係を示す際に,IDR法に近い形式のBiCG法が用いられる.このBiCG法は,残差を更新する交代漸化式とその係数の計算法が従来とは異なる.近年,そのBiCG法から導かれる積型BiCG法の有効性が報告されている.本論文では,同様の考え方を積型BiCR法に適用し,ベクトルを更新する漸化式やその係数の計算法を部分的に変更した新たなアルゴリズムを提案する.最後に,提案手法の有効性を数値実験により検証する.

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