緩和除数方式の偏りについて

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  • On the Bias of the Relaxed Divisor Method
  • カンワ ジョスウ ホウシキ ノ カタヨリ ニ ツイテ

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抄録

本論文では,緩和除数方式の大州・小州への偏りを調べる.配分方式の偏りを数値化するために,大州と小州の2州間の議席配分において,ある線分上を人口が一様分布すると仮定し,小州が有利となる確率を調べる.その際,三つの異なるモデルを提案する.これらのモデルの偏りに関する結果は完全一致とはならないが,少なくとも,Webster方式あるいはTheil方式が最も偏りが小さいという結論は得られる.

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