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- 中尾 和昇
- 関西大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- The Role of Scapegoats in Kyokutei-Bakin's “Kōdan” Tales: A Shift from Dramatic to Narrative Devices
- 曲亭馬琴〈巷談もの〉読本における身替り : 演劇的趣向から小説的機能ヘ
- キョクテイ バキン 〈 コウダン モノ 〉 トクホン ニ オケル ミガワリ : エンゲキテキ シュコウ カラ ショウセツテキ キノウ ヘ
- —演劇的趣向から小説的機能へ—
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説明
<p>曲亭馬琴の〈巷談もの〉は、浄瑠璃利用という点から、両者の〝距離〟に焦点を当てられることが多く、抒情性を裏付ける個別の趣向が顧みられることは少なかった。ところが、演劇に代表される「身替り」は、〈巷談もの〉において、主人公たちの危機的状況を打開し、物語を団円へと導く重要な役割を果たしている。とりわけ『常夏草紙』では、演劇的趣向としての身替りから脱却し、小説的機能をもった身替りへと変貌を遂げた。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 60 (12), 1-12, 2011
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205773997696
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- NII論文ID
- 130005675840
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 023331732
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可