伴蒿蹊の「文章」活動 : ささやかな美文を求めて(<特集>近世に何を問いかけるか)

書誌事項

タイトル別名
  • Ban Kohkei's "Bunsho" Movement : In Search of Modest, Beautifully-Written Essays(<Special Issues>What Are the Questions Concerning "Kinsei" (Modem Times)?)
  • 伴蒿蹊の「文章」活動--ささやかな美文を求めて
  • バン コウケイ ノ ブンショウ カツドウ ササ ヤ カナ ビブン オ モトメテ

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説明

近世中期の国学者・伴蒿蹊は「文章」すなわち和文にこだわり、その実践・論述のみならず啓蒙・指導にも情熱を燃やした人だった。その「文章」は擬古文という不自然で不毛な文体であったが、同時にそれは近世中期に発見され創造された新しい文体でもあった。そして蒿蹊は日常の些細な感興をそのような文章で書き留めることを実践し、指導した。その成果であるいくつかの鮮やかな、そしてささやかな「文章」を見てほしい。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 40 (10), 14-24, 1991

    日本文学協会

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