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- 鈴木 宏子
- 千葉大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Style of Fujitsubo : Reading Her Poem "Sode-nururu-tsuyu-no-yukari-to-omofunimo"
- 藤壷の流儀--「袖ぬるる露のゆかりと思ふにも」
- フジツボ ノ リュウギ ソデヌル ルツユ ノ ユカリ ト オモウ ニ モ
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説明
源氏と藤壺の三組目の贈答歌には解釈上の三つの問題点があるが、「よそへられる」のは若宮となでしこ、「なほうとまれぬ」はうとましく思われる意であり、「袖」は源氏のそれである。源氏から藤壺へと「涙の露に濡れたなでしこ」のイメージの受け渡しが行われている。また、藤壺の歌とその語り口には、余程の出来事がないと詠まれない、丁寧な散文によって包まれる、相反する感情を二つながら明晰な形で歌う、という特徴がある。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 53 (12), 12-20, 2004
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205779202048
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- NII論文ID
- 110009895037
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 7179624
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可