清水春流と護法書

書誌事項

タイトル別名
  • Shimizu-Shunryu and Gohosho
  • シミズ シュンリュウ ト ゴホウショ

この論文をさがす

説明

清水春流は、俳人・漢詩人・仮名草子作者として、主に寛文・延宝期を中心に活躍した人物である。本論では、春流の儒仏思想に着目し、それが中国や日本の仏家によってなされた護法書の、特に神不滅論の影響下にあること、さらに春流が儒者と標榜する所以もまた、「真儒」論を説く護法書の考え方に拠るものであることを指摘する。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 45 (6), 22-30, 1996

    日本文学協会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ