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- 兼岡 理恵
- 千葉大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Their Symbolic Interest in Weather: Representations of Snow in Ancient Times
- 気象によせる関心 : 古代の「雪」
- キショウ ニ ヨセル カンシン : コダイ ノ 「 ユキ 」
- ―― 古代の「雪」 ――
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抄録
<p>環境をどのように表現するか。特に自然環境においては、実際の景・事象を客観的に描く立場と、理想の景・イメージとして文芸的に表現する、という二つの立場がある。古代散文における雪の記事をみると、たとえば六国史の雪は、災厄の予兆・雪害から儀式に関するものへと変容しており、朝廷における雪への関心の変化が窺える。一方『摂津国風土記』逸文には、鹿の背に積もる雪が塩の譬喩として表現されるが、その聯想の背景には、野に降り積む雪の文芸的イメージ、さらに同地の地理的環境がふまえられており、文芸的観点から雪を描いた記事といえる。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 62 (5), 2-9, 2013
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205780111232
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- NII論文ID
- 130006742513
- 40019643070
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 024459845
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可