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- 吉田 修作
- 福岡女学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- "Kamigakari" and "Wazawoki" : Ame-no-Uzume's Dancing in the Myths of Amano-iwato and Tenson-korin
- アメノウズメの〈神がかり〉・〈わざをき〉--天岩戸と天孫降臨
- アメノウズメ ノ カミ ガカリ ワザ オ キ アマノ イワト ト テンソン コウリン
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説明
天岩戸と天孫降臨神話に記述されたアメノウズメの所作である<神がかり>、<わざをき>に焦点を当てると、天岩戸でのウズメの所作は書紀の<神がかり>の表記やアマテラスとの問答などから、ことばによる<神がかり>が内包されており、天孫降臨のウズメの所作はサルタヒコの「神名顕し」を促し、天岩戸でのアマテラスの「神顕し」と対応する。ウズメの所作は天岩戸では一方で<わざをき>とも記されているが、<わざをき>は本質的には制度化されない混沌性を抱え込んでおり、それが<神がかり>と通じる点である。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 60 (2), 1-10, 2011
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205781331456
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- NII論文ID
- 110010028304
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 10965965
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可