アジア辺境国家の歌表記 : 中国雲南省ぺー族「山花碑」と万葉和歌の比較を通して(<特集>リテラシーと文学)

書誌事項

タイトル別名
  • The Borderland Songs of the Tang Dynasty : The Poetics of Bai People and Manyo-shu(<Special Issue>Literacy and Literature)
  • アジア辺境国家の歌表記--中国雲南省ペー族「山花碑」と万葉和歌の比較を通して
  • アジア ヘンキョウ コッカ ノ ウタ ヒョウキ チュウゴク ウンナンショウ ペーゾク サン カヒ ト マンヨウ ワカ ノ ヒカク オ トオシテ

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抄録

7世紀から9世紀にかけて、唐王朝の周縁地域のさまざまな民族や国家は、唐文化によって自らの文化を捉え返し、帝国の一部として生きていく方法を模索していた。自民族文化の捉え返しはさまざまな面で行われたが、その一つに、漢字によって自らの民族の歌を表記するということがあった。本稿では、唐の周縁国家であった南詔と日本の歌表記のあり方を比較検討することによって、アジア辺境国家の歌の特質について考える。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 60 (1), 2-14, 2011

    日本文学協会

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