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- 鈴木 文雄
- 北里大学海洋生命科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Moral Education in High Schools
- 高等学校における道徳教育--校長講話から
- コウトウ ガッコウ ニ オケル ドウトク キョウイク コウチョウ コウワ カラ
- ─校長講話から─
- ─from Lecture of Principal─
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抄録
学校教育法施行規則によれば、小・中学校においては⌈道徳⌋が教育課程の編成に含まれてい るが、高等学校では含まれていない。しかしながら、高等学校学習指導要領には、⌈道徳教育⌋を⌈学校の教育活動全体を通じて行う⌋ものとして明確に位置づけている。また、小・中学校においては、道徳教育を推し進めるにあたって、 ⌈ 道徳の時間⌋が設けられ、その目標として ⌈ 道徳的実践力を育成する⌋、および⌈道徳的実践力を養う⌋とあり、実践力に主眼が置かれたものとなっている。 <br> 高等学校では⌈道徳の時間⌋が設けられていないが、⌈道徳教育⌋を推し進めるにあたっては、小・中学校の⌈道徳の時間 ⌋ 等の主旨、内容を受け継ぎ深化させたうえで、高等学校の教育課程で示されている ⌈ 各教科 ⌋ 、 ⌈ 総合的な学習の時間 ⌋ 、 ⌈ 特別活動」の3領域全体を統合した形での組織的な取組みが必要である。⌈総合的な学習の時間 ⌋ と⌈特別活動 ⌋ は、それぞれに教務担当、生徒指導担当によって年間計画が立案されるのが一般的であり、その計画の中には、ボランティア活動や体験学習、講話等も組み込まれている。また、多くの場合、指導の主体は学級担任が務めることになる。 <br> 校長が直接生徒を指導する場面は限られているが、校長には講話等で全校生徒に話す機会が多く与えられている。話すにあたっては、生徒の発達段階における「悩みや葛藤」等に心を配ることが肝心である。さらに、講話をきくことによって、生徒が自分自身の課題や目標を模索し、自らの考えを深め、成長を実感し、結果的に深い人間理解につながっていくようにすることが大切である。学校のそれぞれの節目において、適切な講話を実践していくことが校長に与えられた重要な役目である。そのためにも、ある程度の年間プランを組み立てておく必要がある。
収録刊行物
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- 北里大学一般教育紀要
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北里大学一般教育紀要 15 (0), 179-188, 2010
学校法人 北里研究所 北里大学一般教育部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205782691200
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- NII論文ID
- 110007808937
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- NII書誌ID
- AA11331967
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- ISSN
- 24240125
- 13450166
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- NDL書誌ID
- 10773975
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可