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- 中本 謙
- 琉球大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Reconsideration of Consonantal "p" : Derivation of "p" with the Consonantal Value of [h] in Ryukyu Dialect(<Special Issue>Views of Ryukyuan, Views from Ryukyuan)
- p音再考--琉球方言ハ行子音p音の素性
- pオン サイコウ リュウキュウ ホウゲン ハギョウ シイン pオン ノ スジョウ
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抄録
琉球方言のハ行子音p音は,日本語の文献時代以前に遡る古い音であるとの見方がほぽ一般化されている。このp音についてΦ>pによって新たに生じた可能性があるということを現代琉球方言の資料を用いて明らかにする。基本的に五母音の三母音化という母音の体系的推移に伴って,摩擦音Φが北琉球方言ではp,p^?へと変化し,南琉球方言では,p,fへと変化して現在の姿が形成されたと考える。従来の研究に従い,五母音時代を起点にするのであれば,ハ行子音においても起点としてΦを設定しても問題はないと考える。そして,この体系的変化と連動してワ行子音においてもw>b,の変化が起こったとみる。また,ハ行転呼音化現象や語の移入時期という側面からもp音の新しさについて考察する。内的変化としてΦ>pが起こり得る傍証としてkw>Φ>pの変化傾向がみられる語も示した。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 7 (4), 1-14, 2011
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205786372736
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- NII論文ID
- 110009436721
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- HANDLE
- 20.500.12000/0002019672
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- NDL書誌ID
- 11253319
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可