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- 松岡 千賀子
- 雙葉中学・高校
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on the Changes of Kakari-joshi (Kakari-particles) Zo, Nam, and Koso in the Heian Period : Tracing the Changes in the Usages of Four Literary Styles: the Narrative, Letters, Conversations, and Feelings and Thoughts
- ケイジョシ 「 ゾ 」 「 ナ ム 」 「 コソ 」 ノ ヘイアン ジダイ ニ オケル ヘンセン : 4 ブンタイ ベツ(チ ・ ショウソク ・ カイワ ・ シンワ)ヨウホウ ノ ヘンカ
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説明
従来,係助詞の文体別用法に関する研究では,地・会話・心話の3文体別が大半を占め,消息は会話と同一分類に扱われることが多かった。今回,消息を会話と区別した4文体別で平安時代の18作品を調査し,「ぞ」「なむ」「こそ」の10C〜11Cにおける用法と変遷を分析した結果,(1)消息と会話の用法には違いがあること,(2)消息と心話の用法は時代が下っても一定している(消息:「なむ」の出現比率が高い,心話:「こそ」の出現比率が高い)のに対し,地と会話には変化が見られる(共に「なむ」の出現比率が減少し,地は「ぞ」,会話は「こそ」が増加する)ことが確認できた。文体差の分析は,係助詞の用法のみならず,書記言語と音声言語の相違と変遷,さらには日本語文体史を見直す糸口にもなり得ると考える。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 11 (3), 51-60, 2015
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205787763584
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- NII論文ID
- 110010022719
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 026608506
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可