書誌事項
- タイトル別名
-
- Continuity and Discontinuity between Early-Modern Japanese and Modern Japanese Observed in Sino-Japanese Verbs : A Corpus-based Analysis(<Special Issue>Current Topics and Prospects in the Study of Modern Japanese)
- 漢語サ変動詞に見る近代語と現代語 : コーパスを通しての考察
- カンゴ サ ヘンドウシ ニ ミル キンダイゴ ト ゲンダイゴ : コーパス オ トオシテ ノ コウサツ
この論文をさがす
抄録
本稿では,近代語として「明六雑誌コーパス」(「明六」),現代語として「自作の「読売新聞2000年データベース」」(「読売」)を取り上げ,コーパスベースで比較した。まず,「明六」にのみ用例があるものを「読売」(および拡張して「現代語」)と比較し,現代語にも用例があるものと,現代語には用例がないものに分けた。次に,「明六」と「読売」の中間に位置するものとして「太陽コーパス」を取り上げ,三者の間での移行関係を考察した。特に,「自他」について詳しく考察した。その結果,「明六」で他動詞であるものは,その後自他についてかなり安定しているのに対し,「明六」で自動詞であるものは,その後自他が変化する割合が相対的に高いことなどがわかった。
収録刊行物
-
- 日本語の研究
-
日本語の研究 11 (2), 86-100, 2015
日本語学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205787766912
-
- NII論文ID
- 110009988718
-
- NII書誌ID
- AA11998386
-
- ISSN
- 21895732
- 13495119
-
- NDL書誌ID
- 026295710
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可