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- 笹井 香
- 関西学院大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- The Structure of Modern Japanese Exclamatory Sentences: On the Structure of the Nanto-Type Sentence
- ゲンダイゴ ノ カンドウブン ノ コウゾウ ナント ガタ カンドウブン ノ コウゾウ オ メグッテ
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抄録
現代語の感動文の研究において感動文とされるのは,感動喚体句の形式をもっと考えられている文(本稿ではA型と呼ぶ)であり,「なんと〜だろう!」の形式による文は,多くの先行研究で疑問文の周辺にあるものと扱われてきた。しかし,本稿では「なんと〜だろう!」の形式による文の特徴として,(1)「なんと」は不定語としては機能していない,(2)「なんと」は属性概念を持つ語と体言の両方を要求するため,「なんと〜だろう!」の形式による文は必ず文中にコトを構成する, (3)「なんと」と共起する「だろう」等の判断辞は,判断辞としての意味の対立をもたず,その意味の変質に伴い接続形態も変化している,以上のことを明らかにした。さらに,「なんと」形式による文は,形式,表現ともにA型と対応していることを指摘し,感動文であることを述べた。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 2 (1), 16-31, 2006
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205787774080
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- NII論文ID
- 110006239281
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 7783321
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可