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- 堀川 宗一郎
- 國學院大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- "とん" of Kana Documents in Kamakura Period : Fixed Binding
- カマクラ ジダイ ニ オケル カナ ブンショ ノ 「 トン 」 : コテイテキ レンメン
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説明
これまで、芸術的要素を含む写本資料においては、多くの表記研究が為されてきた。その一方で、消息・文書といった実用的な資料を対象とした表記研究は、あまり蓄積されてこなかったように思われる。そこで、鎌倉遺文所収の仮名文書を採り上げ、「とん」の表記に着目し、実用的な書記実態の一端を明らかにする。鎌倉遺文における「ん」は、撥音・促音の表記の他、モの異体字としても使用される。「ん」がモの異体字として使用されるのは、「とん」という文字連続に限定され、必ず連綿で表記されることで、「ん」がモの異体字だと判読できる。また、連綿で表記された「とん」という文字連続は、必ずしも語や文節など意味とは対応しない。これを「固定的連綿」と呼ぶ。「固定的連綿」は「とん」以外の文字連続にも認められ、書記者の居住地域や性別・身分に左右されない、鎌倉時代における書記法の一つと捉えられる。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 11 (4), 34-18, 2015
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205787778304
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- NII論文ID
- 110010043183
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 026796812
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可