書誌事項
- タイトル別名
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- Tsunami risk assessment for the oceanic impact on Earth (Special issue: Chelyabinsk superbolide/meteorite fall and Impact risks)
- 海洋への隕石落下に伴う津波リスク評価
- カイヨウ エ ノ インセキ ラッカ ニ トモナウ ツナミ リスク ヒョウカ
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説明
天体が海洋に衝突した場合,巨大津波の発生が懸念される.本稿では,太平洋への隕石落下頻度を検討し,数値計算に基づき日本への衝突津波リスク評価を予察的に行った.その結果,他の災害に比べれば衝突津波の発生頻度は低いものの,現実的な災害リスクとして認識する必要があることがわかった.衝突津波のリスクは確率的に評価が可能なため,現在の量的津波予報のような形でデータベース化することが可能であると考えられる.将来的には,衝突から津波伝播・遡上までの一連の過程の計算を連続的に行うことが望ましい.数値計算技術の高度化が進めば,火星の古海洋の存在可能性の検討など,惑星科学分野での応用範囲も広いと考えられる.
収録刊行物
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- 日本惑星科学会誌遊星人
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日本惑星科学会誌遊星人 22 (4), 207-213, 2013
日本惑星科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205790014080
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- NII論文ID
- 110009686772
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- NII書誌ID
- AN10446455
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- ISSN
- 2423897X
- 0918273X
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- NDL書誌ID
- 025136483
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可