11教−09−口−30 バドミントン授業におけるトリプルスゲームの有効性に関する検討
説明
<p> バドミントンのゲーム形式として、サーブ及びサーブレシーブに関与できないリベロプレイヤーを配置し、ダブルスのルールでゲームが展開される3対3のトリプルスがある。本研究は、バドミントン授業初期段階におけるトリプルスゲーム導入の有効性について、アンケート調査から検討することを目的とした。アンケート対象者は大学の実技科目「バドミントン」の受講者72名であった。アンケート調査の結果、回答者の80%がトリプルスを経験し「とても楽しかった」「楽しかった」と回答した。授業初期段階のトリプルス導入によるシングルスやダブルスへの技術的効果については、「とても活きた」「活きた」と回答した者は50%であったが、苦手意識を持つ回答者ほど技術的効果に関する意識は高かった。そして、授業においてトリプルスを導入する意義に関しては、71%の回答者が「メリットはある」と回答した。トリプルスの実施により、移動が少ない分種々のショットに集中して取り組めること、味方のフォローにより未習熟の学習者が積極的にゲームに参加することができること、他のゲーム形式よりもラリーを長く続けることができることなどが利点として明らかとなった。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 68 (0), 263_3-263_3, 2017
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205812565376
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- NII論文ID
- 130006352162
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可