大阪体育大学教育学部におけるアダプテッド・スポーツの学びの系統性
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- 曽根 裕二
- 大阪体育大学
抄録
<p> 大阪体育大学(以下、本学)教育学部は、小学校教育コースと保健体育教育コースがあり、どちらのコースでも特別支援学校教員免許の取得が可能である。また、保健体育教育コースではアダプテッド・スポーツが学びの柱の一つとなっており、一人ひとりにあった学びを、アクティブに創造することのできる教員の養成を目指している。関連する科目としては、2年次「アダプテッド・スポーツ論」、3年次「アダプテッド・スポーツ実技」「アダプテッド・スポーツ実習」が開講されている。理論で学んだ内容について実技を通して実感し、実習の中でルールの工夫やスポーツの創造を試みるという構成となっている。実技については、パラリンピックや全国障害者スポーツ大会の種目などを中心に体験し、実習の段階では、障害児・者だけでなく、就学前の幼児、高齢者なども対象とし、アダプテッド・スポーツを広義に捉え、実践や指導の経験を重ねるとともに知識と指導力の定着を狙っている。本学教育学部は開設から3年目を迎えたところであり、アダプテッド・スポーツ関連科目のカリキュラムの検証はこれからの課題であるが、本学での現状について報告したい。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 68 (0), 52_2-52_2, 2017
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205813132288
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- NII論文ID
- 130006352315
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可