スポーツのコンプライアンス確保とコーチング・イノベーション

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  • スポーツ指導者の資質向上と質保証ならびに資格のあり方
  • コーチング・イノベーションの推進へ向けて

Abstract

<p> 2013年以降、スポーツコーチングの現場で顕在化した体罰・暴力問題をはじめとする諸問題に対応すべく、グッドコーチ育成の機運が高まっている。日本体育協会が受託した「コーチング・イノベーション推進事業」では、コーチ育成のための「モデル・コア・カリキュラム」が作成され、それに基づき大学での授業展開も始まったところである。こうしたカリキュラム作成・授業展開に続き、その修了者の資格認定に係るコーチの資質を測定しそれを保証する仕組みづくりが今後の課題となる。そこで、本学会の指導者育成・資格検討特別委員会では、このような動きとの連携を視野に入れつつ、コーチを中心にスポーツ推進に関わる人材の質保証を担う制度の設計に向け、検討すべき諸課題を見定めたいと考えた次第である。本シンポジウムでは、日本に相応しい仕組みを模索するために、海外事例を参照しつつ、こうした一連の取り組みの意義と課題を共有することを目指す。コーチ等に求められる資質保証の仕組みをいかに構築してゆけるか探る機会となれば幸いである。また、それらに対し、本学会や大学等関係諸機関がどのように協働することが可能なのかという点も併せて考えてゆきたい。</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205813473536
  • NII Article ID
    130006352358
  • DOI
    10.20693/jspehss.68.8_1
  • ISSN
    24241946
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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