03心−09−ポ−43(85) メンタルトレーニング効果の質的検討
書誌事項
- タイトル別名
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- 選手 ‐コーチ ‐メンタルトレーニング指導者の語りに着目して
抄録
<p> 本研究の関心事は、メンタルトレーニング(以下、MTと称する)の効果を質的に検討することにある。具体的には、ある大学硬式野球部に所属する選手38名に対して週に1度のペースで実力発揮を目的とした講習会形式のMT(①オリエンテーション②ルーティン・日誌③リラクセーション④ポジティブシンキング⑤マインドマップ⑥ピークパフォーマンス分析⑦ピークパフォーマンス分析⑧ビジョントレーニング⑨目標設定⑩まとめ)を全10回にわたって実施。講習会形式のMT終了後は、選手と1対1形式の個別でのセッションを行った。そこでは、MTでの内容やMTに取り組んでいる選手の様子を詳細に観察・記録し、MTでの感想を含む日誌を通しての内省及び、個人セッションでのやり取りによって得られた選手の語りをデータとして位置づけた。また、MTを行っていく中で、2名のコーチに対してチームの課題やMTへの要望といった内容のインタビュー(40分から1時間程度)を複数回実施しており、そこでの会話内容もデータとして位置付けた。これらのデータについて質的研究法を用いた分析をすることで、選手がどのように変容したのかを可視化し議論することを目指した。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 68 (0), 108_2-108_2, 2017
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205813928704
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- NII論文ID
- 130006351666
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可