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- 苫米地 誠一
- 大正大学綜合仏教研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on the Kakuvan's thoughts of attaining to be buddha -part 1- : On the thought of attaining to be buddha in this existence and whith this physical body
- コウギョウ ダイシ カクバン ノ ジョウブツロン 1 ゲンセイ ナマミ ノ ジ
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説明
興教大師覚鑁の成仏思想に就ては、これまで殆ど何の論証も無しに速疾・現生成仏説として捉えられている様である。而し覚鑁以前に、弘法大師空海の『即身成仏義』に於る〈即身成仏〉思想、異本『即身成仏義』諸本の三種即身成仏説、伝教大師最澄の『法華秀句』に見られる〈即身成仏(大直道)〉説と、それから展開した日本天台宗の〈円教の即身成仏〉思想等が在る。そこで覚鑁の著作を検討してみると、速疾成仏説ではあるが、その中で現生の生身の成仏を主張しており、又その成仏の果を三身即一の妙覚仏としている。この即身の意味に於て現生、特に生身を問題とするのは天台宗の〈円教の即身成仏〉思想の特徴と考えられるものであり、三身即一の妙覚仏というのも天台宗の仏身論に拠るもので、即ち覚鑁に於る天台(台密を含むか)教学からの影響を認める事ができる。
収録刊行物
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- 智山学報
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智山学報 41 (0), 73-90, 1992
智山勧学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205815923968
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- NII論文ID
- 110009809833
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- NII書誌ID
- AN00141713
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- ISSN
- 2424130X
- 02865661
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- NDL書誌ID
- 4026471
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可