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- 小野 文子
- 信州大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Spread of Universality and Unity of Beauty—J. McN. Whistler’s <i>Japonisme</i> as staring point
- J. McN. ホイッスラー ノ ジャポニスム オ シュッパツテン ト シタ ビ ノ フヘンセイ ト ユウゴウ
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説明
<p>19世紀後半,日本,西洋ともに,異文化と出会うことで自らの伝統を見直し,新しい芸術表現を探究した。J. McN.ホイッスラーは,イギリスのジャポニスムにおいて,最も早い時期から日本美術への傾倒を示した画家であり,東西の美の普遍性と融合を唱えた。本稿では,ホイッスラーを出発点として,東西の芸術文化交流における,チャールズ・ラング・フリーア,アーネスト・フェノロサ,金子堅太郎の関わりに焦点を当て,その広がりについて吟味し,画家,パトロン,お雇い外国人,そして官僚が,19世紀後半から20世紀にかけてのグローバリゼーションの中で,国境を超えた美の広まりに,それぞれの立場から歴史的役割を担っていたことを明らかにした。また,東西の芸術の源流を,西欧芸術の美の規範である古代ギリシャに求め,「普遍的に広がる美」を肯定したことを示した。</p>
収録刊行物
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- 美術教育学研究
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美術教育学研究 49 (1), 97-104, 2017
大学美術教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205819177216
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- NII論文ID
- 130006594963
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- NII書誌ID
- AA12831535
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- ISSN
- 21893586
- 24332038
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- NDL書誌ID
- 029701283
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可