子どもの造形的な活動の相互行為分析による臨床的研究のための基礎的考察II

書誌事項

タイトル別名
  • A Basic Consideration for Clinical Research of the Child’s Formative Activities by Means of Analyses about Interactional Constitution II
  • 子どもの造形的な活動の相互行為分析による臨床的研究のための基礎的考察(2)愛媛県松山市の小学校における〈造形遊び〉の授業提案,および同市内の小学校を対象とした〈造形遊び〉に関するアンケートの分析をもとに
  • コドモ ノ ゾウケイテキ ナ カツドウ ノ ソウゴ コウイ ブンセキ ニ ヨル リンショウテキ ケンキュウ ノ タメ ノ キソテキ コウサツ(2)エヒメケン マツヤマシ ノ ショウガッコウ ニ オケル 〈 ゾウケイ アソビ 〉 ノ ジュギョウ テイアン,オヨビ ドウ シナイ ノ ショウガッコウ オ タイショウ ト シタ 〈 ゾウケイ アソビ 〉 ニ カンスル アンケート ノ ブンセキ オ モト ニ
  • ~愛媛県松山市の小学校における〈造形遊び〉の授業提案,および同市内の小学校を対象とした〈造形遊び〉に関するアンケートの分析をもとに~
  • ~Based on the Class Suggestion of <the Formative Plays> in the Elementary School of Matsuyama City, Ehime Prefecture, and, the Analysis of the Questionnaire about <the Formative Plays> for the Elementary School in the Same City~

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説明

本研究は〈学校という制度の中で子ども一人一人の造形的な活動の論理と展開を保障するための方法と態度〉について探求するものである。本稿では,第一に愛媛県松山市立新玉小学校1学年3学級を対象として実施した〈造形遊び〉の授業提案に係る分析・考察を通して,研究者や教師の〈身体を解す=還元する〉手がかりを見出すとともに,あり得べき支援の具体について検討した。第二に愛媛県松山市内の小学校全55校を対象として実施した〈造形遊び〉に関するアンケートの分析・考察を通して,〈造形遊び〉に対する取組の現状をとらえ,今後の支援の方向性を探っていく端緒を得ることができた。今後の課題としては,新玉小学校における授業提案の実践を継続・発展させるとともに,それをモデルケースの一つとした他の学校への支援および連携の方策について探求していくことがあげられる。

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