琵琶湖におけるシロヒレタビラの生息確認

書誌事項

タイトル別名
  • The inhabitant of <i>Acheilognathus tabira tabira</i> in Lake Biwa

この論文をさがす

説明

<p> シロヒレタビラAcheilognathus tabira tabiraはコイ目コイ科タナゴ亜科に属し,各地で個体数が減少しており,環境省のレッドリストで絶滅危惧IB類に指定されている.琵琶湖では1995年からシロヒレタビラの採集記録がなかったが,2008年にエリで本亜種を採集することができた.琵琶湖において本亜種の個体数が増加していると示唆された.現在,滋賀県では外来魚駆除などの試みがなされており,外来魚は減少している.その結果として個体数が増加した可能性がある.しかし,いまだ外来魚が優占しているので,今後も外来魚駆除を継続し,琵琶湖の在来魚の動態に留意する必要があるだろう.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205823830400
  • NII論文ID
    130006199931
  • DOI
    10.20745/izu.3.0_19
  • ISSN
    24242101
    18819559
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ